合唱祭

毎年2月には、中学1年生から3年生の全クラスが参加する「合唱祭」が開催されています。ここでは、例年の合唱祭の様子をご紹介します。

執筆者 駿河純也

 渋幕では珍しく、中学生だけの行事です。クラスごとに発表を行い、中学1、2年生はクラス曲の1曲を、中学3年生は課題曲とクラス曲の2曲を合唱します。伴奏と指揮者もクラス内で選出し、例年中学3年生は朝・放課後を全て練習に費やすほどの気合の入り方です。

 また、発表後には各学年の最優秀賞と優秀賞が選出されます。中1、中2は最優秀賞1クラスと優秀賞2クラス、中3は最優秀賞、2位、3位が発表されます。選出は各クラスから選ばれた審査員と合唱祭に来て下さっている音楽の偉い人の点数によって行われます。

 執筆者自身は指揮者として2回、テナーパートとして1回合唱祭に参加しました。中でも印象的だったのは中3の最後の合唱祭でした。私の所属していたクラスはインフルエンザで学級閉鎖となってしまった影響で毎日8限まで補習授業となり、授業が終わるのは17:10でした。そして中学生の下校時刻は17:30。毎日放課後にたった20分の練習時間しかなかったのです。私が担当したテナーパートはいわば底支えのパートです。安定感がいちばん求められるパートだったので音程合わせはいちばん練習しました。朝錬を積極的に行い、限られた時間の中で最大限の練習を積んで迎えた当日、結果はなんと2位。惜しくも最優秀賞とはなりませんでしたが、学級閉鎖からの優勝で今でも逸話として語られています。

 また、授業の合間の休み時間を縫ってこっそり見に来る高校生がいたり、とある部活が非公式で各クラスの歌う曲の説明をまとめたパンフレットを制作・発行していたりなど学校全体が盛り上がる行事でもあります。

 高校生となってしまいもう合唱祭に参加することはできませんが、学校に響く中学生の練習を聞くと少し懐かしい気持ちになるような思い出深い行事です。

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